カニの種類と旬な時期: 日本の海洋宝を満喫するためのガイド

カニは、日本の食文化において特別な位置を占める贅沢な食材です。各種類のカニには、独自の味わいと旬の時期が存在し、季節ごとにその魅力が変化します。この記事では、ズワイガニ、タラバガニ、毛ガニ、紅ズワイガニなど、日本で人気のカニの種類とそれぞれの旬な時期を詳しく紹介します。

冬の味覚として広く親しまれるズワイガニ、豪快な食べ応えのタラバガニ、北海道を代表する毛ガニ、そして年中楽しめる紅ズワイガニなど、各種類のカニの特徴と、どのようにしてその味を最大限に楽しむかを知ることで、カニ愛好家や初心者の方々も、より一層カニの魅力を感じることができるでしょう。

以下で、カニの種類ごとの旬の時期や、地域別の特徴を解説します。ぜひ、旬のカニを選び、最も美味しい時期にその味を堪能してみてください。

人気のカニの種類とは?

人気のカニの種類は、大きく分けると、「ズワイガニ」「タラバガニ」「毛ガニ」「花咲ガニ」に分けられます。

◎ズワイガニ
◎タラバガニ
◎毛ガニ
◎花咲ガニ

順番に見ていきましょう。

【ズワイガニ】

ズワイガニの種類は?

ズワイガニは、さらに、本ズワイガニ、大ズワイガニ、ベニズワイガニに分けられます。

本ズワイガニ 細くて長い脚に、ギッシリ身が詰まっていて、上品な甘みが特徴。濃厚なカニみそがおいしいです。カニ本来の味を楽しめます。カニしゃぶにぴったり!
大ズワイガニ 身が硬く、甘さが控えめ。大きさによっては、本ズワイガニ以上のお値段になることも。ほとんどがロシア産。カニしゃぶにどうぞ!
ベニズワイガニ 加熱すると身が縮みます。日本海やロシアで水揚げされます。身が詰まったものは、本ズワイガニや大ズワイガニ以上の美味しさです。

 

ズワイガニの特徴は?

長い10本の脚が特徴で、15㎝前後の甲羅サイズのオスなら、脚を伸ばすと約70㎝になります。メスはオスの半分ぐらいの大きさです。

ズワイガニとして市場に出回っているのは、ほとんどがオスになります。メスがオスより小さいのは、短期間の間に繰り返す産卵のため、途中で成長が止まるからだそうです。

オスのズワイガニは、獲れる地域などによって呼称が異なります。オスのズワイガニは、越前ガニ、松葉ガニと言います。聞かれたことあるビッグネームですね。

メスの方は、メガニ、オヤガニなどと呼ばれています。

生息地域は、日本海、北太平洋、オホーツク海などの深海です。日本海では、北海道と兵庫県の漁獲量が多く、冬になると北海道や城崎温泉などがカニを求めて多くの方が訪れます。

ズワイガニの旬は?

北海道:4~5月
島根 :11~1月

カニと言えば、冬の味覚ですが、北海道で獲れるズワイガニはオホーツク海の流氷が解ける4~5月の春が旬になります。

北海道のズワイガニの漁獲は、オホーツク海の環境に左右されます。流氷に閉ざされる冬の間は、実質的にカニ漁は難しくなります。氷が解け始める3~4月ごろからカニ漁が始まり、徐々に漁獲量が増えていきます。

北海道のズワイガニのベストシーズンは、春になります。美味しく、かつリーズナブルになります。

島根県でもズワイガニは獲れます。北海道とは異なり、11月ごろから1月にかけてが、ズワイガニ、ベニズワイガニの旬になります。

北海道に比べると漁獲高は格段に少なくなります。もし、山陰名物の松葉ガニを希望されるのなら、早めに予約することをおすすめします。繊細な味わいが特徴です。

 

ズワイガニの価格は?

ズワイガニは、日本で最も流通量の多いカニです。相場は、1㎏で5,000~8,000円ぐらいですが、通販サイトは、流通経費の削減で、1㎏3,000~6000円とお安く提供されています。

ただ、通販サイトは信頼できるサイトを選ぶ必要があります。当サイト一押しの「サイト名」←一押しの業者名に置き換えてAFリンクなら、選りすぐりのカニだけを扱っていますから、安心です。

カニの鮮度や味は言うまでもなく、贈答用としてもきちんとした包装なので、安心して贈れます。

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【タラバガニ】

タラバガニの特徴は?

タラバガニは、その大きさから、「カニの王様」と呼ばれています。ところが、生物学的に、タラバガニはカニの仲間ではなく、ヤドカリの仲間なんです。ご存知でしたか?

甲羅の大きさは25㎝ほど、長い脚を広げると1mを超えるおおきさのものもあります。丸みを帯びた甲羅は、一部が尖って五角形のような形が特徴です。

全体が小さな突起で覆われていますが、茹でるときれいな赤色に変わるので、茹でたものを売っていることが多いです。

見た目が華やかで、祝いの席にふさわしいビジュアルです。年末年始のお料理にぴったりで、重用されます。

カニと言えば横歩きをするものですが、このタラバガニは縦にも動けます。北太平洋や北極海に生息し、日本近海では、日本海、オホーツク海で獲れます。

乱獲が原因で、漁獲量は激減し、最近はタラバガニを見かけることが少なくなりました。

タラバガニは、部位によって味が違う!

脚     :歯ごたえのある硬めの身が、カニを食べたという満足感をもたらします。
親爪    :右側の大きなハサミ部分のことです。身の締まり具合が最高です。
フルシェイプ:8本の脚のうち、左右どちらかの4本1セットのことです。太い脚から細い脚まで揃っています。

※ サイトによっては、フルシェイプではなく、寄せ集めた脚のセットを売っていることがありますから要注意です。

※ カニみそは、カニを食べる醍醐味ですが、タラバガニのカニみそは一般的には食べません。

タラバガニの旬は?

タラバガニは、春と、秋から冬にかけてが旬になります。北海道のタラバガニは、それぞれの季節で味が異なります。カニの旨味や甘さを味わいたいなら、春がおすすめです。春のタラバガニは、カニ本来の風味が増し、カニらしい美味しさとタラバガニならではのうまさのベストハーモニーです。

身が詰まって美味しいのは、秋から冬にかけてです。得も言われぬ食べ応え感がおすすめです。がっつり食べ応えを楽しみたいのなら、秋冬シーズンが狙い目です。

タラバガニの価格は?

年々漁獲量が減少傾向にあるため、価格は上昇傾向です。重さによって値段が異なりますが、だいたい〇円~〇円ぐらいとお考え下さい。いろいろな条件によって異なりますから、目安です。

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【毛ガニ】

毛ガニの特徴は?

毛ガニは、剛毛で覆われた全身が特徴です。別名「オオクリガニ」と呼ばれることもあります。

他のカニに比べると小ぶりですが、その割には甲羅が大きく約12㎝あります。脚は太短いです。

日本海、太平洋、アラスカ沿岸などの水深30~200mの海域に生息しています。さまざまなエリアで水揚げされていますが、甲羅の大きさが8㎝以上のオスだけ、漁獲が許可されています。そのため、売られているのはオスのみです。

北海道のカニと言えば、毛ガニが人気です。

毛ガニと言えば、カニみそが魅力です。姿カニを購入すれば、大きな甲羅の中にたっぷり詰まったカニみそと美味しい脚を満喫できます。

特に、小さな割には、甲羅が大きく、旨味が凝縮されたカニみそは、ファンが多いです。一度体験すると、リピしたくなるお味です。

 

毛ガニの選び方ですが、甲羅が黒く変色しているものは避けましょう。カニみそが飛び散っている可能性が高いです。甲羅の色が濃い、美しい毛ガニを選びましょう。毛ガニの食べ方としては、カニみそを堪能できる甲羅焼きが最高です。

毛ガニの旬は?

12~2月がベストシーズンです。

北海道では、春先から出回り始めますが、東北地方では、年末から初春までがベストです。

毛ガニの価格は?

店舗で売られている毛ガニは、5,000~7,000円、通販サイトなら4,000~7,000円ぐらいになります。

年末年始にカニを楽しみたい方で、小ぶりな毛ガニだけでは少々物足りなく感じるなら、タラバガニやズワイガニとセットになっているものはいかがですか?

美味しい毛ガニをお探しなら、北海道直送の「サイト名」←一押しの業者名に置き換えてAFリンクが一押しです。浜茹で毛ガニ姿がとびきりです。カニ身とカニみそをあわせ、そこにぬる燗を注ぐ甲羅酒も楽しめますよ。〇g~〇㎏からチョイスできますが、カニみそを楽しみたいなら400g前後がおすすめです。

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【花咲ガニ】

花咲ガニの特徴は?

花咲ガニは、タラバガニの一種で、ヤドカリの仲間です。比較的水深の浅いところに生息しています。最も深いところでも、300m前後です。

タラバガニ同様、全身がとげに覆われていますが、加熱するときれいな真っ赤になります。名前の通り、花が咲いたような華やかな姿が人気です。特に、お正月のめでたい席にピッタリです。

ベーリング海やオホーツク海が主な漁場ですが、生息地域が狭く、日本では北海道が主な漁場になっています。

短くて太い脚は、身が厚く油分もおおいので、まるで濃厚なロブスターのような味わいです。メスの卵はとても美味です。卵好きはメスを、カニ身を味わいたければオスがおすすめです。

焼きガニ、カニすきなどのなべ料理に使うと見た目が華やかになります。脚入り味噌汁もおすすめです。レアなので、お歳暮に贈ると喜ばれますよ。

花咲ガニの旬は?

旬は、4~9月です。子持ちの季節は、5~7月です。

冬場が旬のカニが多い中で、北海道の花咲ガニは、夏が旬になります。4月~9月までがベストシーズンです。子持ちの花咲ガニの流通期間は、初夏~7月です。

花咲ガニの価格は?

漁獲量に制限があるため、北海道産以外の流通はほとんどありません。それゆえ、「幻のカニ」と珍重されています。特に、オスの身は本当においしいです。ただ、お値段は、3,000~7,000円と手が届く範囲です。

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まとめ

一口に、カニといってもいろいろな種類があります。それぞれ旬の時期や味わい、値段などが違うことがわかっていただけたと思います。
用途や好みに合わせて、ピッタリのカニを選んでくださいね。当記事を、カニ選びの参考になさってください。

ご家族でおいしいカニに舌鼓を打つときの幸福感を体験してくださいね。