おせちの重箱は、上から「一の重」「二の重」「三の重」と呼び、
段ごとに料理を分けて詰めるのが一般的です。
ただし、地域や家庭によって詰め方には違いがあり、
「一の重を全部食べ終わってから二の重へ進む」などの厳格な食べ順が全国共通で決まっているわけではありません。
この記事では、
三段重を中心に、
何をどの段へ詰めるのか・食べる順番・二段重の場合・通販おせちの扱い方
まで、家庭で使いやすい形で解説します。
- 一の重:祝い肴・口取りが基本
- 二の重:焼き物・酢の物など
- 三の重:煮物を入れるのが一般的
- 地域・家庭によって詰め方は異なる
- 食べる順番に全国共通の厳格な決まりはない
- 通販の盛り付け済みおせちは無理に詰め直さなくてよい
- おせちの重箱の順番を知りたい方
- 一の重・二の重・三の重に何を入れるか迷っている方
- 二段重や一段重でもよいのか知りたい方
- 通販おせちを詰め直す必要があるか知りたい方
- 家族に合うおせちの量や重箱サイズを選びたい方
おせちの重箱は上から一の重・二の重・三の重
三段重の場合、
上から順に
一の重、二の重、三の重
と呼びます。
一般的には、
料理の種類ごとに段を分けて詰めます。
| 段 | 料理の例 | 詰めるポイント |
|---|---|---|
| 一の重 | 祝い肴・口取り | 少量ずつ取りやすく配置する |
| 二の重 | 焼き物・酢の物 | 汁や味が移らないよう仕切る |
| 三の重 | 煮物 | 汁気を切り、崩れにくく詰める |
農林水産省でも、
三段重の一般的な詰め方として、
祝い肴・口取り、焼き物・酢の物、煮物に分ける例が紹介されています。
ただし、
すべての地域・家庭が同じ詰め方をするわけではありません。
家庭で受け継いでいる方法があれば、それを大切にして構いません。
参考:農林水産省「おせち料理」の紹介
一の重には何を入れる?
一の重には、
お正月を祝う祝い肴や口取りを入れるのが一般的です。
代表的な料理には次のようなものがあります。
- 黒豆
- 数の子
- 田作り
- 伊達巻
- 栗きんとん
- 紅白かまぼこ
- 昆布巻き
一品ずつの量が少ない料理が多いので、
小さな仕切りやカップを使うと、
味が混ざりにくく見た目も整います。
二の重には何を入れる?
二の重には、
焼き物や酢の物を入れるのが一般的です。
例えば、
- 鯛やぶりなどの焼き魚
- 海老
- 鶏の焼き物
- 紅白なます
- 酢れんこん
などがあります。
焼き物と酢の物を同じ段へ入れる場合は、
酢や汁が他の料理へ移らないよう、
小鉢や仕切りを使うとよいでしょう。
三の重には何を入れる?
三の重には、
煮しめなどの煮物を詰めるのが一般的です。
代表的な料理には、
- れんこん
- 里芋
- ごぼう
- にんじん
- しいたけ
- こんにゃく
- たけのこ
などがあります。
煮物は汁気が多いので、
十分に汁を切ってから詰めるのがポイントです。
次は「何人で食べるか」「どんな料理が入っているか」「冷蔵・冷凍のどちらが合うか」
を比べてみましょう。
暮らし放送局では、
2027年に購入できる主要なおせちを、
価格・人数・料理内容・冷蔵冷凍で比較しています。
二段重・一段重ではどう詰める?
三段重でなければいけない決まりはありません。
二段重の場合は、
例えば次のようにまとめられます。
| 段 | 料理例 |
|---|---|
| 一の重 | 祝い肴・口取り・酢の物 |
| 二の重 | 焼き物・煮物 |
一段重の場合も、
小鉢や仕切りを使えば、
料理同士の味移りを防ぎながらきれいに盛り付けられます。
人数が少ない家庭では、
無理に三段重を用意せず、
一段重や皿盛りにする方法もあります。
おせちは一の重から順番に食べる?
重箱には「一の重」「二の重」「三の重」という順番がありますが、
食卓で必ず一の重から順番に食べなければならないという全国共通の厳格な決まりはありません。
食卓ではふたを外し、
家族が取りやすいよう各段を並べて、
好きな料理から取り分けて楽しんで構いません。
改まった席や地域の慣習がある場合は、
その家や主催者の方法に合わせましょう。
重箱へ詰める前の4つの準備
1.重箱・菜箸・小鉢を清潔にする
重箱や菜箸、小鉢などは、
清潔なものを使います。
調理済みの料理を暖かい部屋へ長時間置かず、
料理ごとの保存温度や期限を守りましょう。
2.大きな料理から配置を決める
魚・海老・巻き物など、
場所を取る料理から配置を決めると詰めやすくなります。
先に仕切りや小鉢を置き、
残ったスペースへ小さな料理を入れていくと、
全体を整えやすくなります。
3.汁気のある料理は仕切る
煮物・なますなどは、
他の料理へ汁や味が移らないようにします。
小鉢・カップ・葉物などを使って、
料理を区切るとよいでしょう。
4.小さな料理で隙間を整える
大きな料理を先に入れ、
空いた部分へ黒豆・栗・銀杏などの小さな料理を配置すると、
重箱の中で料理が動きにくくなります。
無理に飾り用の料理を買い足す必要はありません。
家族が食べる料理を中心に整えましょう。
通販おせちは重箱へ詰め直す必要がある?
現在の通販おせちには、
重箱へ盛り付け済みの状態で届く商品
が多くあります。
その場合、
見栄えのためだけに別の重箱へ詰め直す必要はありません。
特に冷凍おせちは、
商品によって
「重ねた状態で解凍する」
「段を分けて冷蔵庫へ入れる」
など解凍方法が異なります。
届いた説明書や公式の解凍方法を優先してください。
- 重箱サイズが冷蔵庫・冷凍庫へ入るか
- 冷蔵か冷凍か
- 解凍時間はどれくらいか
- 何人前か
- 料理が盛り付け済みか
人数・料理内容・冷蔵冷凍など、
通販おせちを選ぶ基本から確認したい方は、次の記事も参考にしてください。
▶ 失敗しないおせちの選び方|人数・料理・冷蔵冷凍の3ポイント
通販おせちは重箱サイズも確認しよう
同じ「三段重」でも、
商品によって重箱の大きさは大きく違います。
例えば、
3人向けの小さな三段重と、
5~8人向けの大型三段重では、
冷蔵庫・冷凍庫に必要なスペースが大きく変わります。
人数表示だけでなく、
重箱の縦・横・高さ
まで確認しておくと安心です。
現在販売されている通販おせちを人数・価格・冷蔵冷凍で比較したい方は、
こちらも参考にしてください。
手作りと通販おせちを組み合わせてもOK
すべての料理を手作りする必要はありません。
通販のおせちを中心に、
家族が好きな煮物・雑煮・カニ・寿司などを追加する方法もあります。
その場合、
通販おせちの料理と手作り料理では
保存期限・保存方法が異なります。
無理に一つの重箱へ詰め直さず、
別皿で出すと管理しやすくなります。
おせちの重箱についてよくある質問
Q. 一の重・二の重・三の重には何を入れますか?
一般的には、一の重に祝い肴・口取り、
二の重に焼き物・酢の物、
三の重に煮物を入れます。
ただし地域や家庭によって違いがあります。
Q. 一の重から順番に食べないと失礼ですか?
全国共通の厳格な食べ順があるわけではありません。
家庭やその席の習慣に合わせて楽しみましょう。
Q. おせちは三段重でないといけませんか?
二段重・一段重・皿盛りでも問題ありません。
食べる人数や料理量に合わせて選びましょう。
Q. 通販のおせちは別の重箱へ詰め直した方がいいですか?
盛り付け済みの商品なら、基本的にそのまま食卓へ出せます。
冷凍商品は付属の解凍方法に従ってください。
Q. 買ったおせちに手作り料理を追加してもいいですか?
問題ありません。
ただし購入品と手作り料理では保存条件や期限が異なるので、
別皿で出すなど管理しやすい方法がおすすめです。
まとめ:重箱の順番は目安として、家族に合う形で楽しもう
三段重のおせちは一般的に、
一の重=祝い肴・口取り、
二の重=焼き物・酢の物、
三の重=煮物
として詰めます。
ただし、
地域や家庭によって詰め方は異なり、
食べる順番にも全国共通の厳格なルールはありません。
大切なのは、
家族が取り分けやすく、
料理の味や汁が混ざらず、
安全に保存できることです。
通販おせちを選ぶ場合は、
人数・重箱サイズ・冷蔵冷凍・解凍方法
も確認しましょう。

